1席 炎 菅谷 きぬ子
成田山の護摩焚きだそうです。めらめらと燃える炎が面白く、引き込まれそうです。
背景の行者や観客が解けた絵の具でぬられたようにグニャグニャです。とても迫力のある作品です。
2席 焼 炎 鈴木 重義
こちらも炎をもろともせずにかけぬける行者の姿が印象的です。刀を握り厄除けや開運を願って素足で挑む。まさに神業のような場面が、迫力をもって捉えられています。
3席 元旦のシャボン玉 秋山 さおり
元旦に海辺でシャボン玉。なんてあまり経験しないことですが、この家族にはあったようです。シャボン玉も元旦の光を浴びて、きれいに輝いています。いつも面白いアイデアで、きっと、被写体のご家族も忘れられない初日の出になったでしょう。
3席 水 滴 菅澤 良行
好印象のヌード写真です。水滴のついたガラスがとても効果的。モノトーンがさらに効果的。素直にイイネ!といえる作品です。
3席 紅玉の輝き 田谷 寿幸
うーん、これは何?とたいていの人は思い、どう撮ったの?と質問したくなる作品です。興味、深々ですよね。で、撮り方については、みる人が想像してほしいとのこと。
あれこれ考えて、頭の体操にもなる作品ですね。ちなみに赤い実はほうずきだそうです。
3席 雪原のアート 高橋久子
さわやかな雪の造形です。寒さを感じるよりも清々しさを感じます。あえていうなら、気になるのは、1枚目のバックの雲です。1枚の大きなサイズにしたらまた、違った1枚になったかもと思います。