1位　　顔　　向後　寛治

これは作者の得意とするところの作品です。
田圃や池の淵などに自然に噴き出る油でできているので
油絵ともいえるかもしれません。作品的には数年前のものですが
いつまでも魅了されてしまいます。

2位　　日向ぼっこ　　向後広美

ガラスの掃除がいまいちで功を奏しました。
朝の寒暖差と湿度で、ガラス掃除の拭き痕についた水滴が
日向で気持ちよさそうにしている猫を、こちらも水彩画で
仕上げてくれたようです。以外に面白い作品になったと
思っております。

3位　アイスショウ　高橋照典

飛沫氷に囲まれてモデルさんが。。と思ったら
作者の1年生のお孫さん。飛沫氷は、一晩掛けて
スプリンクラーで紫陽花などに振りかけて凍らせた
とのこと。アイデア成功！こういった作品は
中々作れません。お孫さんのモデルぶりも、自然で
いい感じです。木々たちは氷が解けた後、朽ちてしまった
らいいのですが、春にはきっとまた芽吹いてくれるでしょう。

4位　秋の風　篠塚和正

とても素敵な作品です。流れるようになびく髪に
コスモスの花束。手前の花のボケが白いドレスを
カンバスにして、全体には透明感があふれています。
思い切って（かどうかは判りませんが）この女性に
レンズを向けたのは正解でした。（モデルさんの
同意は得られているとのこと）

4位　サングラスの女Ⅱ　向後広美

これは知人の保育園の女の子が、遊びに来た時に
撮った写真です。どういうわけか小さい女の子は
サングラスが好きで、あるとかけたがります。
そんな時は遊び心でパシャリ。思った以上に面白い作品に
なりました。