1位 春 爛 漫 秋山 さおり
本当に今月は、秋山さおり月間となりました。花桃咲き誇るここは、渡良瀬渓谷鉄道の神戸(ごうど)駅だそうで、確かに”花桃祭り”とやらが毎春行われているようで
私も初めて知りました。ですが、この写真では、「満開の中を列車が行く」典型的なスタイルの様に思えますが、とても見ごたえのある作品となりました。元JR職員の方が、「レールの入れ方がうまい!」と言っておりました。上のコンクリートの
陸橋は省いたほうがいいのではとの声もありましたが、そうなると画角が狭くなり、若干の障害物があっても、この場合は、このほうがいいのではと思います。来年は、みんなで行きましょう!
2位 笠雲の筑波山 高橋 久子
白黒作品です。タイトル通り筑波山に笠雲。あまりない光景でしたので、カラーでも見たいと思いましたが、「白黒のほうがいいよ」という方もいらっしゃいました。
あらためて、モニターに映してみたところ、確かに圧巻でした。なので、写真展などで大きく伸ばしたのを、みてみたい気がします。その際は、黒のグラデーションが素敵なので、それを生かしてプリントしたらいいのでは、と思いました。
2位 自然の絵画 秋山 さおり
ダイヤモンド富士山とこれは山中湖の氷。厳冬のなか、温かいお日様。写真ではよく見かける風景ですが、ここに出向くことが、かなり大変です。フットワークの軽いうちにどんどん出かけて撮影しましょう。写真では、時にアグレッシブになることが必要です。うん、うん。!(^^)!
2位 春 光 向後 広美
春の温かいピンク色の光を表現してみたつもりです?が、組み写真にはちょっと無理があったようで、反省。ただ、今回チューリップがとても好きになりました。
3位 神秘的な花明かり 秋山 さおり
これは多古の栗山川沿いの桜のライトアップを撮ったものです。
遠くの桜並木と、手前の桜のボリュウムの違いで、グッと引き寄せられる
感じがいいです。今回は秋山さんの作品が光っていますが、努力の賜物です。
3位 靄の中の桜 渡辺 幸代
一本桜が靄(もや)につつまれて、朝のか細い雰囲気を醸し出しています。掴みたくてもつかめない、夢のような作品になりました。そんなはかないときをうまく撮影できたと思います。
4位 散ってなお 吉田 英男
さくらの花びらが散って、さらに雨に打たれながら水たまりを飾る。なんということでしょう、捨て身の心。とても劇的なところを撮ったと言えます。
人生もこう考えれば、谷も山になり、山も平地になるかもしれません。