1位 輝く光 渡辺 幸代
厳冬のダイヤモンド富士。湖畔に打ち寄せられた氷が
痛いほどに寒さを感じさせますが、対照的に山頂から顔を出す
太陽は、まさにダイヤモンドの輝きで湖面を温かく照らしています。
とても迫力があり、見ごたえのある作品です。
2位 顔 向後 寛治
これは不思議な作品です。氷のピントが合っていないので近くで見ると
ちょっと落ち着きません。遠くで見ると正に顔。それも病んでいます。
正に本人を写したかのようです。現在は、この顔がはっきりとするよう
懸命にリハビリ中です。
3位 氷 柱 米須 久彌
富士山近くの氷柱でしょうか。波のようにきれいに凍っています。
ただ、ちょっと米須さんの作品にしては面白みが足りない気がします。
なにかもう一つ二つ見どころが必要だったかもしれません。
3位 波 飛 沫 笹本 文夫
細かい水滴で虹を作る飛沫。まるで粉雪のように砕け散る飛沫。波打ち際で
砕ける飛沫。3枚組の構成で、とてもすきっりとした納得のいく作品だと思います。
3位 孤高の海 向後 広美
これは仙台の海岸です。どんよりと沈んだ雲から少しだけひかりが
海に落ちてとてもさみしい光景です。雪もちらついて北の海を冷たく
映していました。
3位 朝焼け 米須 久彌
凄い朝焼けです。キバナコスモスのオレンジ色と同調しているかのようです。
このような情景は年に数回かもしれません。その場に遭遇したのはラッキーなのでしょうか?
それとも日頃の観察力、洞察力の賜物でしょうか?とにかく、羨ましい限りです。
3位 ダルマノ夕陽 渡辺 幸代
よく見れば、年に数度しか見られないダルマ現象。確かにそうですね。顔のようにも
見えます。銚子の海岸だと思われますが、これもまたすごい夕焼けに遭遇されました。羨ましい限りです。