2021年12月互選結果 ネイチャーの部

1位 クリスタルの煌めき 林 元之

1位 林 元之

まるでクリスタルでできたオブジェのようです。このように虹色に輝く波を見かけることは、とてもまれだと思います。特に金色に交じって紫色と間にブルーが入り
印象的です。波のワンシーンなのにこれほど魅了されるのは宝石にも似た煌めき(きらめき)のせいかもしれません。

 

1位 爽やかな朝 米須 久彌

2位 米須久彌  プラタナスでしょうか濃いイェローの紅葉のむこうは霧がイチョウの木立に美しくグラデーションをかけ、とてもすがすがし空気を醸し出しています。こんな場面にあったら幸運です。そして、ただ、右下のベンチは必須アイテムです。
誰かが来て、腰掛ける姿が見えるからです。山形県の天童総合運動公園とのことで、とても素敵な作品です。

 

1位 月照の船出 米須 久彌

1位 米須 月照の船出
手前に大きな岩を配して長崎海岸の照射灯。
青い光が鋭角に海面を照らし、沖を船の光跡が横切って行きます。この照射灯は、被写体としてはとても有名ですがなかなか上手く撮れません。(私だけでしょうか)
月明りも手伝って、夜とは思えないクリヤーな映像です。船の光も右から左へ切れることなく横切っているので、合成かと思いきや、取材したところによると、船が右から左へ移動するだけシャッターを開けていたそうです。
岩の額縁に爽やかの灯台と航跡の絵画。努力のたまものです。

 

2位 寒い朝 向後 寛治

2位 向後寛治
栗山川の最近の朝の風景とのこと。良く知った場所なのに時が変われば風景も変わる。毎朝うろうろしているお陰の作品です。めぐり逢いに感謝。

 

2位 富士山より高いぞー 渡辺 幸代

2位渡辺幸代
青空に真っ赤なパラシュート(キャノピー)なかなか見られない光景です。確かに、富士山より高いところを飛んでいます。。厳冬期を思わせる富士のてっぺんとパラグライダーの組み合わせ。写真作品としてはあまり見られないので、こんなところを探していくのもいいかもしれません。また、この作品については、自由作品でもいいかもしれません。

 

2位 紅映しの湖(くれないうつしのみずうみ)  秋山さおり

2位 秋山さおり
紅葉、白鳥、鯉、湖と、とても彩り豊かな作品です。山梨県の南伊奈ヶ湖
という所だそうです。この日はとても穏やかな日だったのでしょうか、
紅葉まっさかりのところに、水面の反射が美しく、鯉や白鳥が優雅に泳いでいます。
「くれない映しの湖」まさにそうですね。あまり知られていないところに行けるのは
撮影者のアグレッシブな行動力です。プラス、フレンドリーなコミュニケーション能力。写真にも、このようなアイテムがこれからは必要になっていくんですね。

 

3位 落ち葉 米須 久彌

3位 落ち葉 米須久弥
渓谷の滝と渦巻の流れ。縦に流れる滝と横に伸びる渦。タイトルでは「落ち葉」となっているのですが、印象からは渓谷の流れを感じます。多分実際は落ち葉がものすごく多く、そして渦を巻いていたのかと思います。ので、もしかしたら、後ろの垂直に流れる滝は、なくてもよかったのかもしれません。また、横構図のものも見てみたい気がします。

 

4位 朝日を浴びて 高橋 照典

4位 朝日を浴びて 高橋照典
一面に広がった黄色の絨毯。人が踏み入れられないようで、また、落ちたばかりなのか、とてもきれいな黄色です。このような最高状態の銀杏にはなかなか巡り合いません。天水桶の落ち葉も新しく、映り込みも完璧です。
茨城のお寺らしいのですが、このお寺はあまり知られていないのでは。
うろうろしていたら巡り合ったらしいので、やはりうろうろ効果ありという
ことでしょうか?

 

4位 ジョウビタキ 高橋 久子

4位 ジョウビタキ 高橋久子
ムラサキシキブの実をしきりに食べるオレンジ色の鳥。ジョウビタキというのですね。紫の実はとてもきれいでいいところに留まってくれました。3枚の組み写真ですが、それぞれに動きがあり、面白いです。多分お庭だと思いますが、冬は特に落ち葉で鳥の撮影ができそうで、期待できますね。