2021年11月互選結果 ネイチャーの部

1位 虹と紅葉のコラボ 高橋久子

1位 虹と紅葉のコラボ 高橋久子
裏磐梯の曲沢沼です。このように、遅い午後の斜めの赤い光で染まる
光景で有名ですが、この写真ではさらに虹が加わっています。
天候がいまいちで他の撮影者が帰ってしまっても、粘ったそうで、
見事に陽が出て赤く染まり、虹までも出てくれて粘り勝ちといっても
良いかもしれません。
風景写真の場合、このような、予測もとても大事です。
でもそれは経験が大きく貢献しているのかもしれませんね。

 

 

2位 輝きの一瞬 高橋久子

2位 輝きの一瞬 高橋久子
題名通り、一瞬の光が山のすそ野の重なりに明暗をつけ、紅葉でそまった
木々を輝かせています。薄く霞も広がって、とても美しい光景です。
日光とききましたが、皆がよくいくところでも、天候や時間など条件によっては
このような写真が撮れるのだと、なんだか勇気づけられました。

 

 

2位 富士夜景  向後広美

2位 富士夜景 向後広美
今年1月1日の夜明け前に撮影したもので、今頃になってようやく
合成して仕上げました。
富士山の写真はそれこそ富士山ほどあると思いますが、
自分なりに仕上げてみました。

 

 

3位 夢の懸橋 米須久彌

2位 夢の懸け橋 米須久彌
銚子大橋での撮影とのこと。この夜は、珍しく無風で波も穏やかなために
垂直に大きく伸びた光の線を捉えることができたそうです。
また、日没後のマジックアワーでしょうか?空の色がとても綺麗で
この情景をさらに深く華やかに増幅しています。
銚子大橋とは思えないほど豪華な出来栄えです。

 

 

4位 晩秋の沼 向後寛治

4位 晩秋の沼 向後寛治
今年の観音沼での撮影とのこと。3枚組み写真ですが、
やはりスポットライトを充てたように輝いている3枚目が印象的です。
午後の斜光を狙って撮影に出かけたそうなので、予測通りの撮影が
できたのかもしれません。

 

 

4位 輝く秋  向後広美no image

昨年の秋の撮影です。長野県佐久穂町の白駒池近くの紅葉です。
晴天で紅葉はピークでしたので、とても綺麗な画となりました。

 

 

5位 プロローグ 林 元之

5位 プロローグ 林 信之
「プロローグ」。なるほど確かに夜明け前、一日が始まろうとする時。
ここはたぶん裏磐梯の湖だと思うのですが、このような題名で写真をみると、
何かもっと深い考察が必要になるような、荘厳な印象を受けるのは
なぜでしょうか?言葉のマジック?
でも、このようなイメージをして撮影されたのだと思います。
タイトルもとても大切ということでしょうか。

 

5位 流れ  向後寛治

5位 流れ 向後寛治
裏磐梯、曽原湖近くの小さな池に流れ込んだ水に
カラマツの細い枯れ葉が、無数に浮かんで渦を巻いていました。
そこをうまく撮影したもので3~6秒程度のシャッタースピードらしいです。
遠くに行っても代表的な風景からちょっと目先を変えるのも、
いいかもしれませんね。