1位 満月のサーファー 向後 寛治
一の宮の海岸での撮影です。夕陽が沈んですぐに満月が上るという
ラッキーな時期時間だったのでしょう。ただ、それをうまく写真に
できたのは、経験と想像力の賜物です。主婦が家庭内では常に次にやることを
念頭に置いて行動するように、写真現場では、常に次に何が起こるかを考えるながら
撮ることがとても重要だと思います。
2位 小さな恋心 秋山 さおり
とても素敵な一瞬を切り取った作品です。
元気に飛び出す男の子。後ろからハートのオブジェに
しがみついて、遠目で見つめる女の子。
動と静、男の子と女の子。心の隅をくすぐるとても
いい作品だと思います。
2位 無 題 菅澤 良行
ヌード撮影のため大きくぼかしてあります。
白いネットのようなコスチュームに身を包んだ女性と
黒のネットに身を包んだ男性。ちょっと刺激が強いので
選評に困る作品です。
3位 チョウトンボ 菅谷 きぬ子
蝶トンボですが、生まれたばかりだそうです。
つややかな羽とメタリックの輝き。生まれたばかりじゃないと
この美しさは無いでしょう。初夏の早朝、羽化したばかりの
個体だそうです。写真は、動物の生態を知ることも、作品の
大きな要素となりそうです。
3位 ちっちゃい恋 秋山 さおり
これは、まさに〝ちっちゃい恋”です。
ひまわり畑のまんなかで、こんなシーンは中々とれません。
秋山さおり作品ど真ん中。といったところでしょうか。
これからの作品にもこうご期待ですね。
3位 サーフィンポーズ 米須 久彌
サーファーしているお父さんを、海岸で待つお母さんと男の子2人。
このお母さんがとても美人だったそうで、見られないのは残念ですが
スイムゴーグルを颯爽とつけたお兄ちゃんと、ボードに乗ったポーズを
とった弟君を、撮るお母さんが写ったこの作品は、とても面白いです。
声掛けして撮らせていただいたとのこと、労した甲斐がありました。
3位 ヘブンズ エントランス 向後広美
これは長野のとあるところで撮った1枚です。
公園があり、遊具があり、椅子が2客ありました。
遠くにはお墓。その向こうは霞が横たわり山がある。
これは、やはり○○○○の入り口と確信しました。
3位 夏の公園 向後 寛治
羽化したばかりの蝉。ジョギングをする人、歩く人。
公園には人ばかりか、色々な生き物があつまり生きている。
ということでしょうか。特に夏には。