1位 春の天使たち コウゴ ヒロミ
公園の遊具で遊ぶ子どもたちを、桜の花びらでぼかして撮影しました。露出オーバーでメルヘンチックに撮影しました。
2位 東京ナイト 今泉 純子
東京の夜。いろいろな撮影ができそうですが、行きなれていない者にとっては中々億劫なものです。ただ、この作者にしてみれば”朝飯前”と行ったところでしょうか。行き慣れているところ、勝手がわかるところは、とても強みになるということです。”東京ナイト”はそんな強みを生かして果敢に撮影されたものだと思います。今後も楽しみです。
2位 夕日のなかで 向後 寛治
田んぼの白鳥を手前に、その向こうにお父さんと子どもたち。夕日が風景の染色をして幸せそうな一時が写っています。先月の作品の続きだそうですが、これも味わいのある1枚です。
4位 タッチ 菅谷 きぬ子
石の彫刻が女の子と指を触れさせようとしています。
よく見れば大道芸人の彫刻のパフォーマンスでした。
ちょっと見たときはドキッとしましたが、
女の子の真っ直ぐに伸ばした指先が、彫刻人間の指に触れそうな
微妙なところをとらえたとても素敵な一枚になりました。
5位 新 春 向後 寛治
和服の母娘が竹馬をしている。何かのイベントでしょうか?
二人の上半身は半分ほどにしていますが、
影がとてもよく出ているので、和服姿は言うまでもなく、
二人の表情まで目に見えるようです。
このようなひと昔に戻った様な風景は、中々ありませんが
影を活かした撮影のヒントになるかと思います。
6位 鏡を覗いたら 菅沢 良行
鏡とハート型の綺麗なヒップが印象的です。
シースルーの白いドレスも、鏡の中の誰かも、どれも
作品の向上に寄与しています。綺麗にまとめられて、
思い通りの作品になったのではと思います。
〈以下、選外参考作品です〉
想い出 向後寛治
坂 道 コウゴ ヒロミ