1位 厳冬の朝 向後 寛治
雪舞う裏磐梯曲沢沼での撮影だそうです。フラッシュを弱く発行させて手前の雪を丸くぼかして撮るよく知られた手法ですが、雪が少なかったり、粒が小さかったりするとうまくいきません。でも、幻想的な風景にもなるので、試してみてください。
2位 飛沫の朝 向後 寛治
今年元旦の日光中禅寺湖での飛沫氷(しぶきこおり)だそうです。今年は雪がなく、例年だと白銀の世界になってしまう日光も、拍子抜けの茶色の世界です。でも、中禅寺湖畔はやはりこのような刃物のように尖った氷を作って見せてくれるんですね。紺碧の空に冬の厳しさを見せつけているような作品です。
2位 飛 翔 コウゴ ヒロミ
一時的な大雪が舞う中ムクドリの群れが一斉にあちこちにと、飛び回っていました。福島県からの帰り道、国道を走行中に見つけました。かなりの雪で、ムクドリも霞んでしまったので、A3ノビでプリントしてます。
4位 華やぐ夕刻 椎名 昭一
マジックアワーのオレンジ色と紫の灯台。大小様々に白いバラが浮かび上がっています。飯岡の灯台で、クリスマスまでのイルミネーションだそうですが、マジックアワーと合わせて撮ることで、とても華やかになり、題名通り華やいだ夕暮れとなったようです。イルミネーションも工夫をすると面白い作品が生まれそうですね。
4位 つむじ風 佐久間 壽子
心、揺さぶられる作品です。確かにつむじ風なんでしょうか?真ん中に渦ができています。風を撮影したのでしょうか?ススキが激しく揺さぶられているように見えます。スローシャッターだと思いますが、風の心を捕まえて、うまく表現されていると思います。これからもこのような作品お待ちしております。
4位 雨にも負けず 菅谷 きぬ子
佐原観福寺、晩秋、雨、弘法大師様、これらの要素から「雨にも負けず」のタイトルが生まれたのでしょうか。色々想像ができてしまうのですが、紅葉が風景に彩りを加えているので、どうもタイトルがなじまない気がします。むしろ紅葉が雨で思いの外きれいなので、他の写真を入れて見るのも良かったのかもしれません。
4位 金色にそめられて コウゴ ヒロミ
昨年12月中旬、鎌倉明月院で撮ったものです。鎌倉は12月に入ると観光客も少なめになり、写真撮影にはおすすめです。このときは友人と出かけたので、思うようには取れませんでしたが、一人でブラブラしながら撮るにはいいところだと思います。
選外作品もご覧ください。