1位 水辺の演技 向後寛治これはカイツブリという水鳥です。池や川、堰などに、初夏、巣を造り、子育てをします。人が近ずくと警戒してすぐに逃げてしまいますので、撮影には若干のコツが必要かもしれません。また何度か訪れて観察してみることも大事かと思います。この鳥はとても小さいので、この写真の様に羽ばたきの場面や、大きくきれいに撮るのは、やはり難しいと思われます。近くで、これと思うスポットをみつけたら、何度も足繁く通うというのも、作品作りには必要なのかもしれません。
題名通り、雨上がりの様です。大きなしずくが沢山あって、雨量がそこそこあったのでしょうか?ピンク系の花をうまく縁取りしたり、網目にしたり、大きなしずくにしたりと、とにかく撮影者に「早く撮って~」とせき立てたようです。おかげでこんな綺麗な組み写真に仕上がりました。ただし右下の一枚は無いほうがよりよかったかもしれません。いつも思うのですが、素材は身近にそろっているのです。
朝焼けのオレンジ、ちゅりーっぷのオレンジ、稲の植えられていない田圃に反射したオレンジ、日の出まえのダークブルーが3つのオレンジたちをうまく演出しています。早起きは三文の得(徳?)、ウロウロ効果発揮です。
4位 光 彩 菅谷 きぬ子 よく見かける蜘蛛の巣の写真ですが、このように背景、巣の新しさ形の整い方光の当たり具合、どれをとっても完璧のような気がします。中々このように美しく撮るのは難しいです。午後に撮影されたとのことですが、とても素敵な一枚となりました。
皆さんご存じの大波月海岸での夕景だそうです。人気の海岸もこの時は撮影者一人だけだったとのことで、帰りがけに振り向いたらこの風景だったそうです。とかく人気の場所は大勢の人がいるので、けんえんしがちですが、近くに行ったらとりあえず行ってみるというのもいいかもしれません。変化がなさそうでも、何かいいことあるかも~です。
5位 ゲット! コウゴ ヒロミ黒部川でのサギたちです。この時は12,3羽いたのですが、魚をくわえているサギAは、本当は先にサギB(右側)がくわえていたのを、しつこく追い回し遂に離してしまったところを、サギAがすかさず横取りした証明写真です。このように、鳥の世界を除くのもとても面白いということが、最近わかりました。
選評:向後広美(悪しからず)