1位 飛び立ち 向後 寛治かもが飛び立つシーンです。幼鳥らしく羽がまだ大人のように綺麗ではありませんが、飛び立つ瞬間が面白く撮れています。珍しくない鳥ですが、瞬間を切り取れば見事な作品になります。最近野鳥は、どこでも見られますので、見逃さずにカメラを向けてみるのもいいかもしれません。
2位 梅雨の頃 高橋 久子先月に続き虫たちの登場です。今回はちょと珍しいタマムシが緑の金属色を際立たせています。カゲロウも最近では見かけなくなりました。カタツムリも子供で、体が透明で空色のあじさいとマッチしています。どの写真を見ても綺麗でとても興味をそそられます。作者のお宅付近は、本当に自然が豊かで羨ましのですが、さらに、同じ趣味をもつご主人の協力もあるやに聞いております。この環境を大切に、次の作品を期待しております。
繁殖期のサギです。婚姻色のアオキミドリ色と飾り羽が綺麗です。春先は鳥たちの恋の季節です。青サギなども口ばしの色がオレンジ色になったりと、美しく鳥を撮りたいときは、チャンスです。また、今回のプリントはクリスタル仕上げで、現物をお見せできないのが残念ですが、かなり綺麗です。
4位 希望の朝 菅谷きぬ子山形県の白川湖湖畔より飯豊山を望む。定番の写真ですが、この日の朝は条件が揃って、霞がどんどん湧いてきて、飯豊山ははっきり見え、湖面はあくまでも穏やかで凛としていました。作者は、この情景を体験したら、希望が湧きでてきたのかもしません。これもクリスタル仕上げでプリントされ、作者の熱意が伝わって来ます。
4位 休息 コウゴ ヒロミ
銚子マリーナ海水浴場、雨天、誰もいない。かもめの幼鳥たちが、潮の引いた砂浜で風上に向かって休んでいるようでした。近づいてもあまり驚かず、1時間近く撮影してました。カラーですが、明るくとばし気味でプリントしたので白黒調になりました。雨の日でも出かけてみれば、なにかあるものですね。